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ひがしかぐら森林公園キャンプ場レビュー|700人収容の巨大キャンプ場、ソロで行くと後悔する?

基本情報

住所北海道上川郡東神楽町25号40番地
電話0166-83-3727
営業期間4月下旬〜10月中旬
チェックイン8:30〜17:00(フリーサイト)
チェックアウト翌10:00まで
料金キャンプ場使用料500円+テント・タープ各700円
予約フリーサイトは予約不可
売店あり(管理棟ブルーメン内)
シャワーあり(200円/回)
ゴミ回収回収無料・ゴミ袋は売店で購入(300円未満)
車の乗り入れ不可(リヤカー無料貸出あり)
サイトタイプフリーサイト(区画なし・約700名収容)

キャンプ場の雰囲気

正直に言う。静寂を求めるソロキャンパーには、このキャンプ場は向いていない。

それでも毎年足を運んでしまうのは、徒歩3分にある温泉「花神楽」のせいだ。

旭川から東神楽町の街中を抜けてアクセスする。「キャンプ場に向かっている」という感覚よりも、「公園の中にテントを張りに行く」イメージが近い。人造湖と約3,000本の木々に囲まれた森林公園の一角にサイトが広がり、整備されたリゾートの中にいる感覚だ。収容人数700名という北海道らしいスケール感で、夏場はファミリー層でにぎわう。5月末でもかなりの混雑で、区画なしのフリーサイトとはいえ、隣との距離は混雑次第になる。

独断と偏見の評価

ロケーション ★★★★☆

人造湖・森林・大雪山の山麓という恵まれた立地。ただし「大自然の中のキャンプ」というより「公園の中のキャンプ」。整備が行き届いている分、ワイルド感は薄め。

静かさ ★★☆☆☆

正直、静寂を求めるソロキャンパーには向かない。夏場は子どもたちが遊びに来ることを前提としたキャンプ場に見える。人混みが苦手なら別のキャンプ場を選んだ方がいい。

サイト ★★★☆☆

広大なフリーサイトで、芝生と砂利の2タイプがある。どちらを選ぶかで体験がかなり変わるので注意が必要だ。

芝生サイト:水はけがとにかく悪い。雪解けの時期や雨の後はサイトがぬかるみ、靴を地面に置いておくと翌朝びちゃびちゃになる。ペグも緩みやすいので増し打ち必須。

砂利サイト:水はけの悪さは解消される。ただしペグを打つと大きな石が出てくることが多く、鋳鉄製の頑丈なペグが必要。普通のスチールペグだと石が割れるか、ペグが曲がるかの二択になる。

サイト選びのポイント:雨後・雪解け時期は砂利サイト一択。砂利サイトを選ぶなら鋳鉄ペグ持参推奨。

トイレ ★★★★★

これが今まで行ったキャンプ場の中で一番きれい。二重扉(自動ドア)になっていて常に電気がついている。夜中に行っても安心感がある。女性やファミリーにとっては大きなポイントになるはずだ。

炊事場 ★★★★☆

屋根があり、トイレと隣接しているためか管理が行き届いており非常に清潔。キャンプ場の炊事場にありがちな「薄暗くて水が冷たいだけ」とは別次元だ。広さもかなりあるので混雑時でも使い勝手がいい。

アクセス ★★★★☆

旭川市内から東神楽町の街中を通過してアクセス。道はわかりやすく迷うことはない。

施設紹介

管理棟ブルーメン

受付・売店・シャワー(200円/回)が集まる管理棟。売店の品揃えは充実しており、キャンプ用品の消耗品なら一通り揃う。ただし食料品の調達は難しいので、旭川市内での買い出しは必須。

リヤカー無料貸出

場内への車乗り入れは不可だが、リヤカーを無料で借りられる。荷物の多いキャンパーでも安心。

ゴミ回収

ゴミの回収自体は無料。ただしゴミ袋は売店で購入が必要(300円未満)。「無料」と書いてある情報が多いが、袋代はかかるので小銭を用意しておこう。

夜間駐車の注意点

受付横の場内駐車場は夜間に閉鎖される。夜に車を使う予定がある場合は、道路沿いの駐車場に停める必要がある。

荷物運びを考えると、まず受付横の駐車場に停めてリヤカーで荷物を全部運び終えてから、道路沿いの駐車場に移動するのがスマートだ。

周辺施設

温泉|森の湯 花神楽

キャンプ場から徒歩3分もかからない場所にある温泉施設。個人的に北海道で一番好きな温泉だ。

屋内から露天風呂に出ると、大浴場が一面に広がる。その横にある階段を上っていくと、2〜3人しか入れない小さな浴槽が現れる。そこからは山が見え、昼間は開放的な景色が広がるが、夜になると印象ががらりと変わる。星空と、ぽつりぽつりとある街灯。都会から遠く離れた場所にいることを静かに教えてくれるような、どこか寂しげな夜の景色だ。キャンプの余韻を抱えたまま浸かるには、これ以上ない場所だと思っている。

施設内には売店や漫画が読める休憩スペース、大きめの食堂もある。食材を買い込まなくても、ここで食事を済ませるという選択肢が取れるのは地味にありがたい。特に荷物を減らしたいソロキャンパーには嬉しいポイントだ。

買い出し

キャンプ場周辺に食料品を買える店はほぼない。花神楽の食堂を使わない場合は、旭川市内で必要なものをすべて揃えてから向かうこと。

まとめ|こんな人におすすめ

おすすめ度:★★★☆☆(ソロキャンパー視点)

向いている人向いていない人
ファミリーキャンプ静寂を求めるソロキャンパー
温泉込みでのんびりしたい人人混みが苦手な人
設備重視の初心者ワイルドな自然を求める人

正直に言うと、花神楽の温泉がなければ別のキャンプ場を選んでいると思う。でも毎年ここに来てしまうのは、結局その温泉のせいだ。

ソロキャンパーが唯一後悔しないパターンがあるとすれば、「温泉メインで来る」という割り切りだ。静寂より花神楽の湯と飯を目当てにする。そう決めてしまえば、多少の混雑は気にならなくなる。

時期を選ぶなら5月末〜6月上旬の平日がベター。完全に静かとは言えないが、夏のピークと比べれば別世界だ。荷物を最小限にして、食事は花神楽の食堂で済ませる。そういうスタイルなら、このキャンプ場はソロにとっても悪くない選択肢になる。

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