ひがしかぐら森林公園キャンプ場レビュー|700人収容の巨大キャンプ場、ソロで行くと後悔する?

旭川近郊で「人が少なくて静かなキャンプ場ないかな」と探しているソロキャンパーの方へ。

正直に言います。静寂を求めるソロキャンパーに、ひがしかぐら森林公園のフリーサイトはあまり向いていません。収容700名の巨大キャンプ場で、夏場はファミリーでにぎわう場所です。

それでも15年ソロキャンを続けてきて、毎年ここに足を運んでしまう。理由はただ一つ、徒歩3分にある温泉「花神楽」 があるから。「後悔しないソロの使い方」まで含めて、正直にまとめます。

① 基本情報

項目内容
住所北海道上川郡東神楽町25号40番地
電話0166-83-3727
営業期間4月下旬〜10月中旬
チェックイン8:30〜17:00(フリーサイト)
チェックアウト翌10:00まで
料金フリー使用料500円/泊+テント・タープ各700円/張(デイ300円)
予約フリーサイトは予約不可・先着
売店あり(総合管理棟ブルーメン・品揃え良し)
シャワー本来センターハウスにあり。訪問時点で停止・要確認
ゴミ有料・6種分別・専用袋1枚100円(30L)
車の乗り入れ不可(リヤカー無料貸出あり)
サイトタイプフリーサイト(区画なし・約700名収容)
通信電波良好
温泉森のゆ花神楽 徒歩3分(大人800円)

オートで車を横付けして泊まりたい方へ:園内には車横付けOKのオートサイト(フローレ/森のヴィレッジ)もあります。そちらは別記事で詳しくレビュー予定(準備中)。この記事は安く広く使えるフリーサイトの話です。

② キャンプ場の雰囲気

旭川から東神楽町の街中を抜けて向かいます。「キャンプ場に行く」というより「よく整備された公園にテントを張りに行く」感覚が近い場所。人造湖と約3,000本の木々に囲まれた森林公園の一角にサイトが広がっていて、リゾートの中にいるような雰囲気です。

収容700名という北海道らしいスケール感で、区画なしのフリーサイトなので隣との距離は混雑次第。混むのは夏休みシーズンと連休。逆に その連休明けや平日は一気に空きます

実際、今回 日曜のデイで行ったら周りは自分ともう1組だけでした。夏の週末は混雑必至ですが、曜日を選べば驚くほど静か。ここは覚えておいて損はありません。

この「にぎわう時とガラガラの時の落差」が、この場所の評価をいちばん左右します。数字にするとこうなります。

③ 独断と偏見の評価

ロケーション・トイレ・炊事場は高評価。静かさは「曜日次第」 で割れます。夏の週末は混雑必至、でも日曜・平日は貸切級。発電機・楽器・音楽プレーヤーの使用禁止+22時消灯というルールで、混雑さえ避ければ静けさは守られます。

④ 施設紹介

フリーサイト|芝生と砂利で「別のキャンプ場」になる

広大なフリーサイトは 芝生と砂利の2タイプ。どちらを選ぶかで体験がかなり変わります。そして重要なのが、砂利サイトは受付前の1箇所だけで、それ以外はすべて芝生サイトということ。

芝生サイト(場内の大半):水はけがとにかく悪い。雪解けや雨の後はぬかるみ、朝露でも地面がしっとりします。ペグも緩みやすいので増し打ち必須。ただし 場内は全体的に木々が生い茂っていて、木陰を選べば夏でも涼しい のが強み。

砂利サイト(受付前の1箇所のみ):水はけは解消されます。ただしペグを打つと大きな石が出てくることが多く、鋳鉄製の頑丈なペグが必要。普通のスチールペグだと石が割れるか、ペグが曲がるかの二択。そして数が少ないぶん、水はけ重視の人が集中すると早い者勝ちの競争になりやすい。芝生と違って 木陰が少なく日差しをまともに受ける ので、夏は暑さ覚悟です。

サイト選びの結論(トレードオフ) ・雨・雪解けの後で地面を気にするなら → 砂利(ただし1箇所で競争・暑い・鋳鉄ペグ必須) ・夏の暑さを避けて涼しく過ごしたいなら → 木陰の芝生(ただし朝露・水はけ注意) どちらを取るかで持ち物も過ごし方も変わります。

管理棟ブルーメン・売店・リヤカー

受付・売店・シャワーが集まる総合管理棟ブルーメン。売店の品揃えは充実していて、消耗品なら一通り揃います。ただし食料品の調達は難しいので、買い出しは市街地で。

場内への車乗り入れは不可ですが、リヤカーを無料で借りられます。ただし 場内が広く、駐車場からサイトまで場所によっては徒歩3分以上かかることも。多少の勾配もあります(きつくはない程度)。荷物を積んで坂を上ると、重いギアは地味に効きます。荷物はなるべくまとめて、往復を減らすのがコツです。

トイレ・炊事場|今まで行った中で一番きれい

トイレは今まで行ったキャンプ場で一番きれい。清潔で、夜も安心感があります。炊事場もトイレ隣接で清潔・広め。ステンレスの流し台で、混雑時でも使いやすい。

ゴミ・夜間

ゴミは 有料で6種分別、専用袋1枚100円(30L)。「無料」と書いている情報が多いけれど袋代はかかるので注意。

夜は22:00に消灯・ゲート閉鎖。発電機・楽器・音楽プレーヤーは使用禁止なので、静けさはルールで守られています。車を夜使う予定があるなら、閉鎖前に道路沿いへ移動を。

⑤ 周辺施設

温泉|森のゆ 花神楽(徒歩3分)

キャンプ場から 徒歩3分の日帰り温泉。個人的に北海道で一番好きな温泉です。大人800円・子供300円・幼児無料、10:00〜21:00(最終受付20:00)。

露天の横の階段を上ると、2〜3人しか入れない小さな浴槽があって、そこから見える景色が最高。星と、ぽつりぽつりの街灯。キャンプの余韻を抱えて浸かるには、これ以上ない場所だと思っています。レストランや無料休憩所もあるので、食事をここで済ませて荷物を減らす手も使えます。

買い出し|東川の市街地が車5分

周辺に食料品店はほぼありません。ただ 東川町の中心街が車で約5分。mont-bell・ホクレンショップ・ふじスーパー・KOMERIが揃っていて、ギアを忘れてもmont-bellで拾えるのは地味に強い。旭川市内なら40分。花神楽の食堂を使う手もあります。

そのほか

パークゴルフ場(5コース45ホール)、遊具コーナー、恐竜オブジェ、園内の「森のキッチン穂乃花」など、家族連れも飽きない充実度。ソロなら人造湖沿いの散歩もおすすめです。

⑥ まとめ

おすすめ度:★★★☆☆(3/5・ソロ目線)

正直に言うと、花神楽の温泉がなければ別のキャンプ場を選んでいると思います。でも毎年ここに来てしまうのは、結局その温泉のせい。

ソロが唯一後悔しないパターンがあるとすれば、「温泉メインで来る」という割り切り。静寂より花神楽の湯と飯を目当てにする。そう決めてしまえば、多少の混雑は気になりません。

こんな方におすすめ

  • 温泉込みでのんびり過ごしたい人
  • トイレ・炊事場の清潔さを重視する初心者
  • 設備の整った公園でファミリーキャンプをしたい人

こんな方には向かない

  • 静寂・孤独をじっくり味わいたいソロ(夏の週末は特に)
  • ワイルドな自然を求める人

次に行く人への改善TOP3

1. 「涼しさ」か「水はけ」かで陣地を決める 砂利サイトは受付前の1箇所だけ=早い者勝ち。水はけ重視で狙うなら早めの到着を。夏の暑さを避けたいなら、木陰の取れる芝生エリアが正解です。

2. スノコ or 靴を浮かせる置き場を持っていく 芝生は朝露で地面がしっとり。靴を直置きすると翌朝びちゃびちゃになります。スノコや靴置きがあると快適さが段違い。砂利サイトなら鍛造(鋳鉄)ペグも忘れずに。

3. 混むのは夏休み・連休。狙い目はその明けと平日 連休明けや平日は一気に空きます。日曜・平日なら貸切級。食材は東川の市街地(車5分・mont-bell等)で。

車横付けで楽に泊まりたい人へ:園内のオートサイト(フローレ/森のヴィレッジHサイト)は別記事で詳しくレビューします。安くて新しい穴場サイトの話はそちらで。(内部リンク:準備中)

広告